世界初の乗り物
昨年末から世界初の新しい鉄道が走り始めました。DMVといって、バスがそのまま線路に乗り入れて走行できるのです。それで、徳島と高知の境(室戸岬に通じる海岸沿い)を走る阿佐海岸鉄道に乗ってきました。
一昨年までJR牟岐線の先端部分として直通運転していましたが、線路が切り離されてDMV専用鉄道になっています。それにしてもここにたどり着くまでが大変でした。東京から名古屋まで普通列車を乗り継いで、近鉄で難波に行って南海の終電で和歌山市に行って、深夜に和歌山港まで1時間ぐらい歩きます。そして午前2時台のフェリーで徳島港へ。また1時間歩いて徳島から牟岐線に乗りますが、これでは間に合わない始発に乗らないと、次に目的地まで直通する列車は昼前までありません。牟岐からたまたまバスがあって何とか10時ごろに着きました。
DMVは予約制になっていて、ネットでクレジットカード決済するようになっています。これでは地元の高齢者の移動とかに使えないではないか。しかし私が乗った便は高齢者2人しか客がいなくて、その場で金を払えば乗れました。ちなみに乗らない鉄道マニアは複数いました。確かに、乗ってしまうと道路と鉄道をモードチェンジする機構がまったくわかりません。
鉄道の終点からバスになって1つ行ったところで降りました。そこからバスで高知方面へ抜けます。沿線の自治体役場はDMVをアピールしていましたが、観光客が気軽に来られるかどうか。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 社情研NHK関係者(2022.05.23)
- 東京の内側に向かう(2022.05.20)
- テレビから消えていく(2022.05.17)
- 商品は変化していく(2022.05.16)
- 近鉄特急の日(2022.05.14)
「趣味」カテゴリの記事
- 奈良の鉄道の動き(2022.05.18)
- 今日も鉄道三昧(2022.05.15)
- 近鉄特急の日(2022.05.14)
- マニアフェスタとクイズ(2022.04.30)
- 長く続くとわからない(2022.04.29)
コメント