留置場で読んだ本
勾留中に見られなかった番組は多数ありますが、一番大きいのは、「いだてん」の放送後の赤江珠緒配信を見られなかったことです。
さて、留置場で読んだ本について。「サザエさん」が朝日新聞出版の文庫で復刊したものが8冊ありました。読んでみると、連載が戦後すぐに始まっているため、現代のアニメのつもりで今読むとまったく理解できません。サザエさんの家で飼っているニワトリを殺して肉にしているんですよ。日本で一時的に導入されたサマータイムとか、進駐軍のMPとか、日本の現代史をわかっていないと意味のわからない内容だらけです。他にも、PTAの話で波平が自分はKTKに入っていると言って、それは関東とくとう会だと言います。これが波平の頭がハゲているというボケだとわかるのか。並みの知的レベルでは、原作のサザエさんは一切おもしろくないと思います。
読むものがなくて、仕方なくこれを手に取りました。小保方晴子の手記です。
記述はほぼ、実際の研究内容に関するものです。これでわかるのは、小保方は研究チームの一メンバーでしかなく、STAP細胞は研究の途中でたまたま出てきただけで、これが最終目標でもない。それがいきなり、小保方が日本の研究者の頂点の発見をしたかのように祭り上げられて、すぐにデータの取り扱いに問題があることがわかると一転して世の中が小保方に全責任があるかのような攻撃を始めたというのです。この本では、最大の悪人は山梨大学の若ハゲの若山であることが強く示唆されています。あと、毎日新聞の須田桃子を実名で批判しています。私はこの本の記述は事実を語っていると考えます。最後まで読むと救いようのない気分になります。
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