新しいサービスの話
昨日の笑点で、ナイツが今までと全然違う漫才をしていました。言い間違いネタを封印して、全編が半沢直樹のパロディです。「漫才協会への8万円の融資が」。でも、基本的に半沢のセリフをそのままなぞっているだけです。それでいてあれだけおもしろいのは、半沢という作品自体につっこみどころ満載だからでしょう。
年末のテレビといえば、huluのCMを見て思うのですが、外は嵐で家から出られなくて、家のDVDは全部見てしまっていて、huluがあるからいくらでも映画が見られてよかったー、って、そんなヤツいるか! 私は、これまでに録画したテレビ番組が、仮に来年からテレビ放送が廃止されるなら生きているうちに見切れるかもしれませんが、今後も新しい放送がある以上、絶対に見終わりません。映像のパッケージメディアに手を出す余裕なんかまったくありません。
それで思い出したのが、10年前に白石美帆がパイオニアのビデオデッキのCMに出ていました。海外取材などに飛び回っていて家に1カ月帰れなくても、その間にハードディスクに録画した番組を後でゆっくり見られるというのでしたが、そんなクソ忙しい生活を送っている人間が、1カ月間録りためたテレビ番組をゆっくり見られる機会なんか訪れるわけがないだろ。
機械を使えないといえば、紀伊国屋書店のポイントが年末で無効になるので、グランフロント大阪にある紀伊国屋書店に行ってきました。買おうとしている本がどこにあるか探すために、KINOナビという端末を使います。念のためにプリントアウトしておくかと思ったのですが、プリントボタンをタッチすると、「紙がなくなりました」という警告が出ました。別にプリントはなくてもいいので「OK」をタッチすると、まったく同じ警告が出ます。OKを何回押しても画面がまったく変わりません。実は新しい紙が補充されるまで永久にこの警告が消えない仕様になっているのです。紙を絶やさないようにするということかと思いますが、紙があるかどうかより、紙がないことに店員が気づくまで1台がずっと使用不能になることの方がサービス悪化だと思います。だいたい、そんな仕様にするならOKボタンをつけるな。
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