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小島の新書

 「課外授業ようこそ先輩」の深夜の集中再放送が始まっています。今年度は再放送枠がなかったのでありがたい。ところで昨夜は津田大介の回がありました。見た記憶がありません。津田大介なら本放送のときに見ると思うのですが、そもそもそんな回があったこと自体知りませんでした。そしたら、例によって昨年7月に放送された回でした。このパターンが非常に多い。

 ずっと拘置所にいるといえば、大阪での殺人事件で最高裁が死刑判決を差し戻して無罪になりましたね。ところで、この被告は刑務所の刑務官です。佐藤優でおなじみの起訴休職中です。ということは、無罪が確定すれば刑務所の看守に戻るということか? 他の職業ならともかく、一度は死刑判決が出た人が刑務所の看守ってすごいな。収容者の気持ちはどんなものでしょうか。最も収容者のことがわかるともいえますが。それにしても死刑判決が出ても休職扱いにしかならない国家公務員っていいなあ。

 死ぬことについての話といえば、昨日、小島慶子の新書が出ました。早速読みました。

 まず帯の写真です。かなり気持ち悪いおばさんに写っています。小島を知らない人が手にとって読むとは思えません。
 で、中身の方ですが、ぼんやりしていて何を言いたいのかわからない感じです。これは小島のせいというより、出版社が小島に幸福論の本を出させようという方がおかしいのではないでしょうか。読んでいると、小島の性格の異常性が形成されたのは親の教育によるものではないかと思えてきました。親が自分の子どもを完璧なものに作り上げようとすると、このようにゆがむということです。
 個々の文ではもっともらしいことを言っていても、全体では矛盾があるという、いつもの小島の言説です。例えば9・11のときブッシュが「世界が変わった」と言ったことに対して「違う! 世界は変わってない!」と叫んだそうですが、他のところを読むと、震災などで世界がこれだけ変わっているのに、変わっているのを認められない既得権益の連中などという話が出てきます。あるいは、政治家の批判をしていればいいと思っている大衆を悪く書いているのに、別のところで自分も同じような政治家批判をしています。しかもその批判内容自体も、小島が別のところで書いたことと矛盾しているといった具合です。
 おもしろかったのは、自殺の話をするとネットで「出た、演説」などと書かれることを認識しているということです。ツイッターでいちいち反論してから相手をブロックすることも正当化しています。人間には合う合わないがあって、自分を嫌いという人と結びつくことはそもそも不可能だからというのが、40代50代男性自営業を拒否して降板することの背景にあると言いたいようです。それで今つながっている人も全部捨てるわけですが。そういえば、この本での小島のプロフィールには、ラジオは「アクセス」だけ書いてあって「キラ☆キラ」には一切触れていません。本文でもこの番組名は一度も出なかったはずです。

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