再び容疑者に(その6)
方を殺してとっくに書類送検されているはずなのに、何の連絡もありません。警察に踏み込まれたのがいつだったかも忘れるぐらいです。方は東京地検に呼ばれているのかもしれませんが。いい加減、続きを書きますよ。
最初の取り調べから4日後の日曜日の朝9時、また代々木警察に行きました。ほとんど人がいません。取り調べをする警官がたまたま週末に夜勤をしているようです。
前回、パソコンを持ってくるように言われました。検察に送る書類を作るのに、これがブログを書いたパソコンという写真がないと絶対に格好がつかないのです。逮捕のときもパソコン最優先で押収されました。それでもし警察が誤ってデータを消しても、容疑者は一切賠償請求ができないと繰り返し言われたのでした。今回私は、パソコンを2台持って行きます。パソコンについて任意提出書を書かされます。
卒業は平成4年じゃないのかとか、前回の逮捕は建造物侵入かとか聞かれます。そして当ブログへの投稿の仕方を説明します。すると警官が「それではココログに入るためのパスワードを教えてください」。いくら警察とはいえ、そんなものを教えたら、今度は警察が当ブログを勝手に書くことが可能になるではないか。例えば、
別にこれを書いて有罪になってもいいので、やっぱり方を殺すことにしました。
と警察がこのブログに書いて、「この通り、方を殺す意思を明確に表している」という書類を検察に送ることも可能です。取り調べで初めて、答えることを断固拒否しました。
9時40分過ぎ、別の警官(おそらく鑑識の担当。いつも写真を撮っている)が、お茶を持ってきました。逮捕されての取り調べではこれはあり得ません。警官がいない間に取調室を眺めると、いろいろな張り紙がしてあります。(調書を打つパソコンで)弁録選定システムの起動はしているかとか。しかも「○年○月○日以降の取り調べが対象」と明記してあって、さすがお役所です。あるいは取調室は2月15日から禁煙になったそうです。
警察側は、いつの間にか私の本籍とか職場の電話番号を調べてあります。「そういえば山本英司も職場のことを知ってるみたいだったよ」。これが給料差し押さえの数日前です。調書の中に、方が建造物侵入を繰り返した事実をかなり書いてもらって、取り調べは終わりました。
しかしまだ帰れません。留置場のある方に連れて行かれます。「逮捕のときもやったからわかるでしょうが、指紋をとります」。容疑者の顔写真を撮影して、手の全部の指の指紋をとられるのです。なんか最新鋭のスキャナーみたいな機械です。私の指紋は大阪府警にも警視庁にもとられているので、実際に方をやったらすぐに足がつきます。
この話、次回があるのかどうかわかりません。検察しだいです。
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