労働審判(その6)
労働審判です。前回、裁判所からファックスを送ったのに届かないという電話があったところまででした。そこで、ファックスの電源を入れた上で外出しました。
届いた内容は、裁判官が、ここがわからないと言っているから改めて文書を出せというものです。裁判官と事務職員のやりとりが見えたのは、長年裁判をやっていて初めてです。一つは、本文中の請求額の計算がどうしても合わないというものです。これは、私が将来の請求額にボーナスを含めるのが間違いだった(申し立てから3カ月以内にボーナスの支給日が来ないから)ので申立書の1ページ目を全面的に書き直したのに、途中のページに直していないところがあったのです。
もう一つは、毎日新聞社の情報システム委員会というところから最初に文書が送りつけられたときに、それに対して私がちゃんと回答しているのに相手はまったく同じ文書を再度出してきただけだったということについて、私が出した回答書があれば提出してくれというものです。私は将来の訴訟に備えて、賞罰委員会での相手の発言をすべてメモに取ったり、労働規約をすべてコピーして保存しておいたりしたのですが、それを入れた袋の中に残っていました。
これらをまた、東京地裁の民事11部に持っていきます。担当の女性職員とは完全に顔見知りになって、私が入っただけで駆け寄ってきます。裁判書類は1回出すたびに、相手にも送らなければなりません。しかし私は、毎日新聞社のどこに送るのかわかりません(新聞社とはまったく別の弁護士事務所かもしれないし)。それでまた、裁判所側に送るのを頼むことになるのですが、90円切手をとられます。労働審判だから安いですが、本裁判ならいちいち特別送達の金がかかるところです。
労働審判では、その1週間前ぐらいまでに会社側は反論の文書を出さなければならないそうですが、いったいいつ届くのか。それについては次回。
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