2011年12月25日 (日)

イントロの人とシンクロしない

 このような本が出ていますね。

 円周率暗記でギネス記録を達成したことがあって、最近ではイントロクイズマニアとして取り上げられていた人の著書です。具体的にどういう内容かというと、歴代首相とかアフリカの国とかいったものを語呂合わせで覚える方法を書いたものです。ただ語呂合わせ自体が覚えられるかという疑問があります。一方で例えば新幹線の駅名なんて、語呂合わせなど使わずに直接覚えた方がはるかに早い。私が思ったのは、各項目の最後にちょこっと載っている「売り上げ200万枚以上のシングル」とか「アカデミー作品賞」とかの表をむしろメインにして、こういう全項目リストばかりひたすら載っている本を出したらどうでしょうか。星座一覧とか元素一覧とか。今のクイズ・教養ブームだと需要があるように思います。

 話は変わって、先ほどNHKで「恋のシンクロ率」という番組をやっていました。一応見てみたら、羽鳥慎一の初のNHK司会か? 「コマーシャルないってこういうことなんですね」。立て直しの時間が取れません。
 ところで、データ放送で参加するのですが、3万数千人が参加して、最初の平愛梨のときはともかく、二択7問しか出なかったオリラジ藤森と全部意見が一致するのが0人って明らかにおかしいだろ。私がやっていたら、平のときも藤森のときも4色キーの入力を一切受け付けない場面がありました。ネット検索してみたら他にも同じ人がいます。これは完全にNHK側のシステムのミスです。「双方向クイズ 天下統一」が年明けにまたあるみたいですけど大丈夫なのか?

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2011年11月22日 (火)

あおいがあおる事前番組(その4)

 あおいといえば、リサーチャーの喜多あおいの本が出ています。

 どうやってクライアントが求める情報を調べてプレゼンするかということで、クイズ番組についてもいろいろ書いてあります。でも私が最も驚いたのは、フジテレビで何回か放送した「タモリのヒストリーX」で、キタサマという人形が出演者の質問に台本なしで答えていましたが、この声の正体はこの人だったということです。
 ところで、この本は夏に出たばかりですが、ここに書かれている、筆者が使っているもののうち、「あらたにす」は廃止が決まりましたし、ジュンク堂新宿店もなくなりそうです。情報の変化は早くて書籍では追いつきませんね。

 それでは事前番組です。次はクイズの賞金でマンションを購入したという「はぐれ賞金王」です。なにが「はぐれ」なのか。大阪大学に入ったがクイズばかりやっていて、8年在籍して中退。社会人になっても「クイズ番組の収録にいつでも行けるように」正規雇用を避けてアルバイト生活です。「職業クイズプレーヤー」という文字が出ます。ここで数々のクイズ番組優勝の実績と著書が映りますが、視聴者参加クイズがすべて終了して「職場を失った」。なんかクイズのためにまともな人生を送っていないというような、いやな感じの見せ方です。この後の「バース・デイ」の「結婚できない46歳女」的なつくりと並んで、2大失礼編集です。私はこれを見て、今回の文章で、永田とか石野とかいった出場者の名前を書かないことにしました。
 クイズ番組がなくなっても復活を願って研鑽を積んでいて、ゲームセンターでクイズマジックアカデミーをやるところを取材しています。それにしても、ここでも非常に簡単な問題に答えるところを放送します。もっとできがよさそうに見える問題があっただろ。WQCがあることで「クイズ界に再就職」。

 次は表参道のビルです。ここでホノルルクラブの例会をやっています。日本最古のクイズサークルです。その2代目会長である81歳、伝説のクイズ女王。戦時中に生まれたため、ちゃんとした教育は6年間しか受けられなかったが、読書が唯一の娯楽です。「食事をしないと腹が減るように、知識を覚えないと頭がすく」。23歳で結婚した商社マンの夫に、アテネフランセ(御茶ノ水にある語学学校)で英語とフランス語を勉強するように勧められたそうです。世界各地に旅行した写真が映ります。
 タイムショックを見て自分もできそうと思って出たら9問正解で4万円。これはいい収入になると思って、「一躍、クイズ番組創生期の顔に」。夫が10年前に他界し、そのどん底を救ったのがクイズ仲間だったということで、この人については単なる伝記のようでした。

 CMの後、新聞関係者の典型的言いぐさ。

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2011年10月24日 (月)

放送に出さない話

 先日、高校生クイズ漫画を買ったとき、「麻里子さまのおりこうさま!」の本が出ているのを発見しました。

 もう書籍化されたのか。勉強のためにはいいかもしれません。
 このことを書くためにAmazonのアフィリエイトを検索していたら、番組のDVDも出ることを発見しました。

 仕事が早すぎないか。過去の番組が十数本収録されています。一般人が投稿した動画なども収録されているということだよな。権利はNHKに帰属することになってるんだろうし。篠田麻里子のDVDだと売れるだろうということで出すのか?
 これで思い出したのですが、「すイエんサー」がDVDになるという情報があります。すイエんサーは1年目だけAKB48が出ていて、2年目以降はたとえ過去のVTRを使うときもAKBは絶対に映さないようにしています。ところが今回出るDVDはAKB時代のもののみなのです。要するに、商売になるから無料放送(受信料取ってるけど)では流さなくてDVDにはするということか。調べたら一気に5巻も出て、さらにDVDボックスでは単独販売されないもう1巻もつきます。

 DVDボックスは定価だと1万5000円近くします。高い。AKBでもうけられるうちに徹底的にやろうというのが見えます。

 話は変わります。「開運!なんでも鑑定団」の、紳助謹慎時代の再放送が終わって、再放送も紳助引退後のものになりました。今田耕司初回がちゃんと再放送されて、オープニングで紳助に言及するところもカットされません。
 先日の「オールスター感謝祭」での3人の司会にはそれぞれの特徴が表れていました。今田耕司は紳助のことを堂々と話して「東京03」とまで言う。これは鑑定団でも同じです。東野幸治は「あの方」などの言い方で紳助に言及する。こちらは「深イイ話」や「行列のできる法律相談所」と同じです。そして田村淳は紳助など最初からいないかのような司会でしたね。
 田村が司会の昨日の「クイズ☆タレント名鑑」では、この一般人は誰に似ているかというので島田紳助そっくりな人が出てきました。そして解答者がボタンを押すのを拒否して、最終的に答えた人名が消されていました(でも実は正解は島田紳助ではなかった)。逆にこのことによって島田紳助という言葉を放送禁止にするかのような悪意を感じます。そういえばこの前の「たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5~6個のこと」では、鶴瓶がわざわざ「『紳助』は放送禁止用語じゃないよな」と確認して紳助の話をしていました。

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2011年10月 3日 (月)

最強の進学校の実態

 昨日の「中居正広のザ・大年表」で、灘高を最強の進学校にした奇跡の授業というのをやっていましたね。

 以前NHKでやったときに当ブログでは取り上げています。あの学び方自体は受験だけでなくクイズでも有効でしょう。それにしても、あるクイズ番組と同じ日本テレビということもあり、また出身の有名人の名前を挙げたりして、灘がいかに東大に入れるかといったことをあおっていましたが、出身者でその学校の価値を測るのは適当ではありません。私と同じ学年で全国模試1位の常連だった灘高の人は、東大医学部の卒業直後にオウム事件を起こして今も刑務所にいるかそろそろ出たかといったところです。

 書く機会がありませんでしたが、先週の「週刊文春」の林真理子の連載は、全編にわたって高校生クイズと、同じときに出た「週刊現代」の本当に頭のいい人特集の話でした。私は、頭のよい人を持ち上げるあんな記事を読んでおもしろい人がいるのかと書きましたが、林にとっては自分には想像もつかないような別次元の頭をもった人を見ることがすごくおもしろいそうです。林自身が直木賞を取るような人ですから、別の分野で天才的な脳を持っている人を余裕を持って眺められるのかもしれませんが。

 そして今週の週刊現代は一転して、有名進学校に無理して入っても脱落する生徒が相次いでいるという記事です。開成では中1で留年させた生徒もいると書いてあります。高クイで取り上げられるような学校に入って、授業についていけないとか心の病になるとかで、恵まれた人生を送っていない人たちを取り上げています。
 名越康文が東大寺学園に落ちて仕方なく大阪星光に入ったということを初めて知りました。星光でも完全に落ちこぼれたそうですが、そこからどうやって今の地位になるまで復活したのかは書かれていません。ただ、人生は12歳で決まらないということを示す例ではあります。

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2011年9月25日 (日)

いろいろな計算

 ニュートリノが光より速い可能性という報道がされていますが、今年の高校生クイズの準決勝の、宇宙の大きさを求める問題はどうなるんだ。だいたい、昨年も宇宙の年齢を求める問題を出したらその直後に、宇宙の年齢はそれまでの想定とまったく違ったということになって、今年の問題では宇宙の年齢を新しい方の数値を代入することになっていました。

 計算ができないといえば、全国大会では○×クイズの解説に載るような問題が出ると書きましたが、そのために雑学本で勉強することが不可欠です。ところで、ブックオフでこんな本を見つけました。2006年に出た、「みんなの雑学クイズ」(はまの出版)という本です。サイコロの丁と半、どっちに賭けると得?という項目があります。

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 一見、丁も半も同じ確率で出そうな気がします。しかし、じつは偶数の目が出る丁の確率のほうが高いのです。(中略)2つのサイコロの目の組み合わせは(中略)21通り。そのうち奇数になるのは「1と2」「1と4」「1と6」「2と3」「2と5」「3と6」「4と5」「5と6」の9通り。しかし、偶数になるのは「1と1」「1と3」「1と5」「2と2」「2と4」「2と6」「3と3」「3と5」「「4と4」「4と6」「5と5」「6と6」のなんと12通りもあります。たとえば7回やって、半になる確率が3回なのに対して、丁になる確率は4回あるということです。

----(ここまで)----

 世の中には、こんなバカなことが書いてある雑学本も出版されているのです。本を選ぶときには正しい情報を見極めないといけません。この本の著者は「親子で学習研究会」となっていて、学習塾講師をしていた母親らが中核になって結成されたそうです。こんな人たちがやっている学習塾に行ったら大変です。

 確率といえば、昨日の「所さんの目がテン!」はジャンケン必勝法でした。ちゃんと科学的に分析されていましたが、実際にやろうとすると無理があります。具体的にどういうものだったかというと、「最初はチョキ」と言って、パーを出して、以後、あいこになる限り、グー→チョキ→パーを繰り返すというものです。実際このやり方で勝率9割になっていたのですが、相手に「最初はチョキ」を要求するのは無理でしょう。
 一方で、多人数でジャンケンをするときはパーだけを出し続けるべきというのは、かなり有効だと思います。これが放送されることで、全員がパーしか出さなくなったらどうなるのかとも思いますが。

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2011年9月22日 (木)

31回近畿大会(その12)

 こういう本が出ましたね。

 テレビ論をずっと書いてあるわけですが、テレビ業界の歴史として、1990年代に日本テレビではザッピング対策として、広告業界から中途採用した人が、CM前に「この後衝撃の映像が」とか、CM後に先ほどと同じ映像を流すロールバックとか、毎時五十何分に始めるフライングスタートとか、番組が始まってからしばらくの間はCMを入れないとか、毎時00分をまたぐところに盛り上がりをもってくるとか、発言はすべて文字にするといったことをすべて考えて、視聴率三冠王を奪取したと書いてあります(ただし、当時の日本テレビはコンテンツ自体もすぐれていたとも)。今の高校生クイズの「監修:五味一男」って、この手法を忠実に守っているという意味かな(毎時00分をまたぐところは1時間ぐらいCMが入らないのに、終わる直前に集中的にCMが入るとか)。

 それでは近畿大会です。兵庫の決勝は淳心学院、関西学院、西宮南と灘の2チームです。灘には昨年代表もいます。1問目、二十四節気に関する問題です。クイズ研で二十四節気を全部覚えているという人でないと答えられないでしょう。3チーム正解です。2問目はオリンピックの問題。最近の全国大会で出るような古い話ですが、難易度は高くありません。灘の昨年代表でない方だけ不正解。3問目は勘で書けば当たりそうですが全チーム不正解。淳心が惜しかったが、答えをもう一度見せてと言う前に勝手に消しています。
 ここから早押しで4問目。クイズでだけよく聞く2字熟語です。しかし灘の昨年代表でない方が押して答えられません。5問目、昨年のノーベル平和賞受賞者で、西宮南が正解。なんと灘を差し置いてトップです。
 6問目、灘の昨年代表が間違えます。しかし次で取り返します。8問目は関学が早く押し過ぎて不正解。しかし9問目は「臓器提供者を」で押してレシピエントを正解します。
 10問目、「夫を救おうとするヒロイン」で昨年代表がフィデリオを正解しますが、11問目は関学が正解。灘以外が予想外に健闘しています。
 この後、史上初への挑戦。

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2011年9月18日 (日)

なんとなく紳助話

 この3連休に、TBSラジオの開局60周年イベント「感謝deサカス!」というのをやっていますが、そのオープニングには小島慶子と爆笑問題が登場しました。太田は事前に、この舞台が放送されないということを何度も確認した上で、「島田紳助です。オールスター感謝祭!」。他にも危ない発言が連発です。太田「明日の日曜サンデーの公開放送には加護ちゃんが来ます」田中「来ません。それどころじゃありませんから。加護ちゃんは毎日が日曜日です」。太田「TBSはつぶれかかっています」小島「ラジオ『は』元気ですから」と、それぞれが地雷を踏んでいました。

 突然ですが、雑誌「旅と鉄道」は鉄道ジャーナル社が出していて2009年に休刊しましたが、このたび朝日新聞出版から復刊しました。読んだ感想は、「種村(直樹)さんは昨年来から体調不良で療養中とのことだ。どうかじっくりと養生され元気な姿を見せてほしいと願っている」という死亡フラグを立てるのではなくて「日本列島外周気まぐれ列車」の続きを掲載しろ。というのは置いておいて、紙が立派すぎる。カラーページが多すぎる。海外取材の連載がある。「DIME」か「BE-PAL」かと思うような高級グッズ紹介のコーナーがある。休刊前の雰囲気に近づけるために、フルカラーができるページでわざと色を減らして印刷したりしているのです。読んでいて、これは違うだろと思いました。金がありすぎるとこうなります(JTBの「旅」は新潮社に移ったらタイトルと判型以外は完全に別の雑誌になって生き残ったが)。
 これで思い出したのが、「クイズ紳助くん」の前身の「クイズ仕事人」です。関西ローカルの時代はすごくおもしろかったのに、ゴールデンの全国ネットになったら、金ばかりつかって、こちらが求めていない無駄な企画ばかりになって、関西では深夜からの継続である程度視聴率をとれていましたが、関東では悲惨な視聴率になってすぐに終わりました。その後のクイズ紳助くんは、絶対に全国ネットにしないということであまりに大阪的なものを推し進めたので、それはそれで私には受け入れられませんでしたが。

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2011年9月12日 (月)

頭のいい話

 先日の爆問学問をNHKオンデマンドで見たら、富士急ハイランドのチェーンタワーに乗って、降りたところで重力に関するクイズが出ます。すると太田が「アメリカ横断ウルトラクイズ的な感じだよな」。ここでちゃんと罰ゲームの音楽がかかります。

 さて、まだ当ブログのアクセスが1日に4桁あるので、通常の話に戻る雰囲気ではありません。高校生クイズの視聴率は前回より少し下がると思っていましたが、上がりましたね。同時間帯でも完全にトップですし、番組の営業的評価はまったく問題ありません。あれを見たいという国民がそんなにいるのか。
 今回の問題は、全然聞いたこともないというのの比率を減らして、一般視聴者が、答えを聞けばどこかで見たような気がするが出てこないというぐらいのレベルが多かったと思います。このくらいの参加感を持たせた上で、頭がよくて尊敬されるであろう高校生の芸を見せるというのがうまくいったのか。

 週刊現代に、海江田首相なら小島慶子入閣だったという記事が出ているというので読もうとしたら、「本当に頭のいい人」という特集記事が出ていました。高校生クイズの放送に合わせたのだろうか。週刊現代は定期的にこのパターンの特集を組みますね。東大に入るのは当然として、その後いかに社会的成功をし続けるかという人を、周囲の「こんなに頭がよかった」というエピソードで構成する記事にそんな人気があるのか? 読んでどうするんだろう。社会不安の中、頼れるものは自分の知性を高めることだけという風潮が、こういうのが好まれる理由なのかな。実際はこういう「頭のよさ」で人生が決まるわけではないことがわかっているとしても。だいたい、私がかつて週刊現代に「東大卒の天才ハッカー」と書かれたくらいですから、この記事にどの程度の信憑性があるのかわかりません。

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2011年9月11日 (日)

全国大会対策

 今年の全国放送の感想をネットで見てみると、「感想がない」というのが目立ちます。確かに私も、これだけ毎回同じだと、書くことがありません。東大東大と騒ぐのは同じであってもルールは変えられそうなものだが。準決勝の最終問題が一問多答になったくらいしか新しいところがありません。初期を知っていると徳光和夫に「そんなところに座っていないで敗者復活を要求しろ」と言いたくなるくらいでしょうか。まあ、視聴率が下がり続けていたところをこの形式にしたら急に視聴率が上がったという事実があるので、今はいじりようがありません。これが飽きられてきて再び視聴率が下がれば番組は大きく変わるでしょう(ライオンの意向があるので、番組がなくなるということは今のところない)。

 「たかじんのそこまで言って委員会」を見たら、勝谷誠彦は有料配信メールで、「どんぐりころころ」に幻の3番があるという話から野田内閣について書いたらしい。典型的なコラムの手法ですね。新聞の1面の文章にも使われます。書きたいテーマに絡んだ雑学を発掘するという。
 それで思ったのですが、野田どじょう内閣ができたのだからどんぐりころころの歌詞について調べておこうというのは、クイズ対策と同じではないか。高校生クイズの全国大会の1回戦ではこういう問題が出そうです。他にも「ちょうちょ」の2番に出る生物は何かとか、定番の問題がありますね。

 東大寺学園の文化祭の古本市で、「モデルは誰だ」という本と「『未完成』の謎学」という本を見つけました。

 どちらも知りませんでしたが、青春BEST文庫で90年代に出ています。まさに1回戦に出るようなネタの本ではないか。そういえば私の高校時代は、YES-NOクイズのためにこういう本ばかり読んでいました。やはり今の全国大会には○×クイズ対策です。ちなみに私が調べた初期のYES-NOクイズの三大ネタ元は、
・毎日新聞社の「雑学事典」シリーズ
・角川文庫の「雑学おもしろ百科」シリーズ
・NHKの「ホントにホント?」の本
 どれも絶版でしょう。毎日新聞社のは社内にもちゃんとそろっていないのをネットの古書店などで集めました。毎日新聞社内にないのを確かめたのは、ここ4年以内ではありません。そういえば「そこまで言って委員会」では山口もえが出ていて、略式命令で罰金刑の夫と別れた話を普通にしていました。

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2011年9月 9日 (金)

高クイ受験本

 高校生クイズが手を出した受験本。9月9日発売ということでしたが、早めに店頭に並ばないかと思い、8日に日本テレビの「日テレ屋」に行きました。まだ売っていませんでした。逆に日本テレビ本体では日付を守って9日まで並べないか。
 「ぶらり途中下車の旅」の本が出ているのに気づいていませんでした。10年ぐらい前に一度、番組本が出ていますが、それ以来です。滝口順平のコメントも載っています。しかし、確か8月に来たときにはあった「読む深イイ話」がなくなっていました。

 別の書店に行ったら簡単に見つかりました。内容は、29回と30回の全国大会で上位に残った6人が受験勉強法を語るというものです。例えば「模試は自分の弱点を見つける手段」とか「数学は暗記科目」といった各項目ごとにこの人たちのコメントが載っています。ところどころ、茂木健一郎のチェックがついていて、章の最後に解説されています。あまりに普通の受験本なので、つっこみどころがありません。これを実践して難関大学に合格してくださいとしか言いようがありません。ただ、クイズと受験とは違うとか、高校生クイズで覚えたことは入試に出ないというようなことが書いてあるのですが、出題内容を大学入試の知識にして「東大、東大」とあおっているのがここ数年の高校生クイズだろ。
 一つおもしろかったのは、教科書や参考書に線を引くなと強調してあることです。“高校生クイズのヒーロー”と茂木の一致した意見で、教科書に書いてある程度のことは全部重要で覚えるのが当然で、線で強弱をつける意味がないのと、線を引いただけで勉強した気になるということです。確かに私も教科書に線を引いたことはありません。昔、親が言っていたのですが、立川談志が「徹子の部屋」で、「東大に入るヤツは誰も教科書に書き込みしていない」と言っていたそうです。

 巻末に申し訳程度に高校生クイズのことが書いてあります。29・30回の問題があって、それについての思い出を述べています。太田の人は27回でも全国大会に出ているのですが、間違ってもラフティングクイズの話は出てきません。ただ、東大寺学園の人が、福澤の「ファイヤー!」の時代から見ていて、高クイに出るために東大寺学園に入ったと言っています。
 最終ページは、とってつけたような高校生クイズ年表です。第1回から第30回までの、放送日・司会者・優勝校・決勝会場が書いてあります。きっとウィキペディアを見て書いたんだろうな。毎年サイトに載る全国大会出場校の「何年ぶり何回目」というのもおそらく個人サイトのデータを引き写してると思うし。

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