学術書の言論のオンライン(その61)
昔「雑学王」で、吉野家が食券制にしないのは、支払いのときに「ありがとうございます」と直接言うためだというのをやっていましたが、最近吉野家に行くと、「注文が決まりましたらお呼びください」と言って店員が水だけ出して離れて、そのまま注文できずに放置されることが多い。このシステムは変えるべきではないでしょうか。
それでは出版イベントです。クイズノックをやっていて驚かれたのは「クイズって正解させるために出すんだ」ということだそうです。クイズ大会でも正解させるために問題文が検討されています。たまにCMなどで外れさせようというクイズがあるので誤解されているといいます。
この本には、クイズプレーヤー的には知っていることばかり書いているそうです。言語化することを選ぶのに、タレントになって外と触れ合うのは有効だったといいます。研究者の人が、野球は審判がいなくてもできるがクイズは問題を知っている人が必要と言います。相手がつまずくことなく正解してもらうことが重要だそうです。この後、損。
| 固定リンク
コメント
長戸勇人の著書「クイズは創造力 理論篇」でも、ひっかけクイズの項で「クイズの問題は相手が正解できるように作る」「相手が不正解するように作られた問題がひっかけ問題」という風に書いてますからね。
投稿: にっしー | 2022年2月 3日 (木) 21時28分