学術書の言論のオンライン(その35)
一昨日の日本経済新聞の夕刊の1面コラムは、クイズグランプリについてです。といっても、単にクイズグランプリに出てヨーロッパ旅行を獲得したという話で最後に昔のテレビは良かったと書いているだけで広がりがありません。
それでは出版イベントです。1章のクイズの歴史はゲンロンの人の得意分野なのでスラスラ読めたが、2章になって構文がいつまで続くんだと思ったそうです。研究者の人が「しかも体系化されていなくて感想がはさまる」。「オレ好き」とか。しかしゲンロンの人は、それがなかったら読めなかったと言います。
最初はどの構文についても統一的に書こうとしたが、本当は興味がない構文もあって、最終的にはすべての構文の説明がエッセーになったそうです。学術書と呼ばれることがあるが、学術書のフォーマットには全然なっていない。むしろ学術書として書きたい人は誰かやってほしいそうです。この後、オール巨人。
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