学術書の言論のオンライン(その24)
2018年の正月にNHKラジオでこういう番組がありましたが、
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NHKラジオ第1で、「とっておきの雑学をあなた クイズ王が教える究極の雑学2」を聞きました。ゲストが宮崎美子と福澤朗で、想像を上回るバリバリのクイズ王番組ではないか。
一般人の有名クイズ王が次々と登場して雑学を披露します。各雑学についてNHK側が裏取りをやっているのですが、日本鏡餅協会に加盟している製菓会社ってCMで早押しクイズをやる越後製菓か? そして、QUIZJAPANの連載に関すると思われる、日本で初のクイズ番組は通説だった「私の仕事は何でしょう」ではなくその数日前に別の番組があったというのについては、NHKが内部資料に当たってその番組の音源を発見してきました。
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今月29日の夜に、これと同じような内容と思われる番組があることがわかりました。メイン出演者は当然のごとく東大王で(というか冠番組)、著書と同じ「学」です。クイズ関係者がNHKに集結するとされています。新たなラジオクイズを開発して、NHKラジオの音源も公開するそうです(これって前回と同じものか)。
それでは出版イベントです。紀伊国屋書店の配信のときに出たアブダクションという単語です。プレーヤーは今出ている問題が(本で分類している)25の構文のどれに近いか予測しているのではないかということです。それを具体例で示したのがこの本です。「クイズは創造力」では音声と文章に分けて型を提示していたが、ここでは網羅的に一覧にしたということです。東大王が、K-1とかPRIDEとか読みながらやったと言います。これが格闘技でなくてクイズ大会(の問題集)であることをゲンロンの人はわかっていながら敢えてつっこみません。この後、隠す。
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