学術書の言論のオンライン(その11)
「世界は教科書でできている」の昨日の再放送は、Eテレでやっていましたね。こういうパターンはかなり珍しいのではないか(Eテレでレギュラー放送している番組を単発で総合でやるようなことはあるが)。今日はこういうことしか書くことがありません。
それでは配信イベントです。文献として、ゲンロンの人の論文とか「クイズ文化の社会学」とか「クイズ化するテレビ」とかクイズジャパンといったものを挙げます。そういえば、クイズ化するテレビはクイズジャパンの書籍紹介になぜかまったく取り上げられませんでした。あとは朝日新聞出版の人に調べてもらった図書館資料とか。出版社側がそんなことをするって、もはや本格的な作家です。雑誌の記事は、記者の勝手な解釈が入っていることがあるので、資料としては限界があるそうです。そういえば私が2007年に週刊現代に載ったとき、関係者の話として完全なでたらめが書いてあって、「有名人が週刊誌にウソを書かれると言っているのはこういうことか」と納得しました。
放送業界の専門誌にも当たっています。ゲラを読んだ人から、通史にならない行間の埋め方についていろいろ指摘を受けて修正したそうです。研究者の人によると、ゲラと最終的な本は相当変わっていて、週刊大衆での有名クイズ王のインタビューなどがごっそりなくなっているということです。この後、閑散。
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