学術書出版イベント(その13)
地下鉄の市ケ谷駅のDNPの広告から元東大王がようやく消えて、濱田岳になっていました。
それでは出版イベントです。そもそもゲームには共同幻想が必要で、将棋で勝手に盤をひっくり返さないのも、ルールに書いていないけどみんながそう思っている。規格化は、一クイズ王が言っても影響されないくらいクイズ文化が深化したので堂々と書けるようになったそうです。
しかし、同じクイズということに対する幻想も人によって違うという疑いが生じます。クイズは脳の動きのみに依存して分解して解説できるようなものではないのではないかと思うようになってしまったそうです。それで複雑系の専門家の話を聞きにいったりしたらしい。結局、4章までに書いたことは正しくないという結論に達したそうです。それでも現状を類推するのにないよりはいいということで、5章での締めも加えたということです。しかしその上で幻想を楽しんでプレーすることはできる。というようなことを考えまくって削って480ページの本に。この辺の話に一般の視聴者がついてきているとは思えません。この後、ドーナツ。
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