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2017年4月29日 (土)

昔の意見(後編)

 リアル脱出ゲームのクロスワードの本をようやく大阪の大型書店で発見して入手したのですが、掲載されているクロスワードを見ると3次元のものがあります。私も3次元のクロスワードを作ったことがありますが、ヨコのカギとタテのカギの他に「タカサのカギ」で、私と同じ発想かと思いました。

 それでは前回の続きです。今読むとかなりずれた感じになっています。

――――(ここから当時の引用)――――

 さて、これらの問題を解消するには、
・YES-NOクイズの通過チーム数を減らす。
 偏差値の低い学校や女子が落ちるのはペーパークイズ。YES-NOクイズを偶然勝ち残っても、ここでどうしても知識の差が出てしまいます。したがって、ペーパークイズの競争率を減らすことが望ましい。そもそも、このところなぜ全部の予選が「→8→4→2→1」という落とし方になっているのかわかりません(多分スタッフもわかっていなくて、そうでなくする理由がないから、考えるのが面倒臭くてそうなってるんでしょうが)。しかし、収録時間や、予選の番組での放送のことを考えると、準決勝進出チーム数をそう増やすわけにはいかないでしょう。そこで、YES-NOクイズで残るのを各県6チームぐらいにすることが考えられます。
・問題を難しくする。
 体力クイズでは、全員が一斉に走るのを見せるために、問題をかなり簡単にしており、近年その傾向は強まっています。しかしこれでは体力だけの勝負になってしまうので、1チームしか答えられないような難しい問題をもっと出せば、体力のないチームにもチャンスは出てくるでしょう。バラマキでも同様です。まあ、知力がなければ結局ダメではありますが。

 でも、本当にいいと思う方法は、県別代表制をやめて昔の方式に戻すことです。「各県1チーム」つまりトップに立たないと代表になれないので、少しでも知力・体力の劣るチームが残ることは極めて難しくなります。昔の方式だと、強いチームの後からついていって勝ち残ることができたわけです。一方、偶然が重なって、強いチームが最初の方で全滅してしまうと、無理矢理代表を決めるために、その県だけ超低レベルの争いとなり、時間と問題の無駄遣いです(昨年では高知が典型)。他の県の敗者に失礼だともいえます。失礼と言えば、県ごとの競争率の差もあります。例えば中国ブロックでは、鳥取と広島では数十倍違うことがあります。で、県別代表制にして全国大会が盛り上がったかといえば疑問です。短い放送時間では、あっという間にほとんどが失格してしまうので、代表を増やしても意味があるようには思えません。しかし、制作側としては、県別代表制をやめられない理由があります。番組を全部の県で放送されるようにするためです。秋田や徳島や宮崎のようなクロスネットのところでは、「ウチの県の代表が出ないのなら番組を買わない」というようなことにもなりかねませんから。
 
――――(ここまで)――――

 ここに書いてあるようなことは、全然違う方向で実現しました。つまり、高校生クイズが一時、偏差値の高い高校だけを残す番組になって、その手段として問題は難しくする一方、○×クイズの競争率を非常に低くしてペーパークイズで決着がつくようにしました。さらに参加者全体が大きく減ったことで、県別の不公平さがそれほどの問題にならなくなりました。

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