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2015年9月13日 (日)

宿題と八方美人

 huluで配信されている関東大会って、事前番組の関東の部分を切り取っただけです。そのため非常に時間が短いですし、準決勝もなければ決勝は東京と茨城しかありません。結局、地上波でやらずにhuluにすることで、編集の負担がすべて日本テレビになって、間に合わなくなって全国放送の数時間前に3地区まとめて出して、うち1つは事前番組をカットしただけです。夏休みの宿題ができない子どもみたいです。しかも最初に予選が行われた北陸新潟大会はまだ配信されていません。石川と富山の人は、いまだに自分の県の予選を見られないのです。

 さて、今年の全国放送を見て思ったのは、戦後70年談話みたいだということです。国内・海外の関係各所に配慮しまくって、どこからもつっこまれないような文章を官僚が見事に作り上げたように、今年の高校生クイズは、あらゆる層のことをきにしているように思いました。
 すべての企画をウルトラクイズで過去にやったものにして、初期の高クイを求める層に合わせる。クイズにそれほど興味があるわけではない人も単にバラエティとして見られるように、あばれる君が出てきたり両上隅の文字があったりワイプが出ていたり、VTRが止まって「マタタビ科なの?」と全画面ツッコミが入ったりするが、クイズ自体がつまらなくならないようにギリギリのところで抑える。そして3年前までの高クイを求める層のために、全体早押しで正解するたびに学校のあおり文句を司会が読み上げたり、28~32回で放送された問題を意図的に何問も使い回したり、かといってそういう問題の間にゲストクイズやら映画のタイアップ問題を入れたりして、難問についていけない人にも配慮しています。すべての視聴者の要求を聞き入れて、確実に視聴率を取っていく意欲が感じられますが、すべての視聴者を取り込もうという番組は、実際はどのくらいの人に受け入られるのでしょうか。

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