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2014年1月20日 (月)

問題の間違いのデマ

 「アメリカ横断ウルトラクイズヒストリー」の○×誤問題の指摘にお答えしますという記事が出ました。これについては書いておかないといけないことがあります。

――――(ここから)――――

最初の情報は、第4回の何問目かでカットされた問題として「日本では太陽が頭の真上に来ることはない」と出題され、正解は×なのに○だったという噂でした。
私はカットされた問題の事まで現在調べようがないので、水掛け論になる話とお答えしました。
すると別の方から第4回の7問目に出ている、間違った答えだから、証拠もあるのだし私が認めて謝るべきとのご意見を頂きました。

――――(ここまで)――――

 まず、後楽園球場の○×クイズで「日本では太陽が頭の真上にくることはない」という問題が出て、正解は○だったが、実際は日本の最南端である沖ノ鳥島は北回帰線より南にあるのでこれは誤りであるという話があります。そして、問題の間違いが判明したので放送でカットしたというデマが流れているのです。しかしウルトラクイズの本にこの問題は載っています。高校生クイズと違ってウルトラの本はペーパークイズを除き放送された問題しか掲載されません。

――――(ここから)――――

最初のコメントがあえてカットされた問題と指摘している理由は何でしょうか?
都合の悪い事は編集でカットして隠している。
そのような意見だったので、私は問題そのものの記憶が無いとお答えしました。
最初から7問目に出されていた問題が誤問題とのクレームであれば、調べて正当な回答をする事ができたのです。
いま、出題された事実が判明したので、ハッキリお答えします。
放送上でもカットはされていませんでした。

――――(ここまで)――――

 最近クイズを始めたような人は知らないでしょうが、デマの出どころはほぼはっきりしています。

 この本に、上記の問題が間違いなので放送でカットされていた、そういうことをされると我々は信用できなくなる、と明記してあるのです。今、ネット上では上杉隆に代表される、「大手マスコミに都合が悪いので情報を隠した/削除した」というウソがあふれていますが、ネットがあろうとなかろうと、30年前からこういうデマを流すのは変わっていないということです。

 で、問題自体についてですが、

――――(ここから)――――

この問題は最初から我々は○が正解と判断して出題しているのです。
つまり、クイズは一般的な常識です。
(中略)
でも、日本と言えば普通は人間の住んでいる場所を指すのではないですか。
(中略)
従って、この問題はチェックの段階で「沖ノ鳥島」という調査は上がっていましたが、あえて採用したという経緯があります。
勿論、厳密に言えば沖ノ鳥島は日本の領地でしょう。
だから×としたのでは、○に答えた人が収まらないでしょうね。
クイズ会議では、その様なクレームがあるという事も予想していましたので、我々は理論武装の準備もしていました。
しかし、当時は全くクレームが来なかったのです。
(中略)
でも、当時は「単なる岩礁を日本と称して、面白い問題を没にするような愚は避けよう」というのが結論でした。
岩礁は岩礁であり、それ以上でもそれ以下でもない、これが我々の意見でした。
現在のご時世であれば、ナーバスになるような問題でしょうが、当時は領土問題で世間が騒ぐこともあまりなかったのです。

――――(ここまで)――――

 私もこれに関しては、沖ノ鳥島があるから○ではないというのは言いがかりだと思っていました。しかしまさしく、今だと問題になるでしょう。同じようなのは高校生クイズでもあります。北陸大会の第1問で、「日本海に面する国はすべて、日本海のことを『日本海』と呼んでいる」というのがあって、正解はNOで韓国では東海と呼んでいるという解説があるのですが、今これを出題したら、それこそ1テレビ局を超える問題になる可能性があります。

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