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2012年9月23日 (日)

クイズから考える(その5)

 100万円クイズハンターの事前番組を関東ローカルでやっていましたが、単なる柳生博の田舎暮らしのドキュメンタリーかと思ったら、途中から予想外に当時のクイズハンターについての番組になりました。1500回記念大会の映像を見て、ハンターチャンスで柳生が、この賞品の取り方は間違っていると指摘します。最も高い賞品は最終問題を正解した人に持っていかれるのですから、序盤は取っても取られないような賞品を狙うべきです。旅行券も避けるのが賢明です。それにしても、こんな柳生博番組をつくるくらいなら、本編の司会が柳生のままでよかったように思うのですが。

 それではトークセッションです。南北戦争と西南戦争の問題以来、クイズ作家が高校生クイズに提出してきたのは「七味とうがらしと一味とうがらし、混ぜると何味とうがらし?」「漢字の『かんむり』、何かんむり?」「三択問題です。この『三択』って何の略?」「トランプを混ぜることをシャッフルといいますが、『トランプ』をシャッフルしてできる哲学者の名前は?」。高校生クイズを始めて3年後からスタッフロールに名前が載るようになり、その2年後には、日高の高をはしご高にしろなどと言う余裕もできたそうです。

 数年前にゲームセンターでクイズ番組を体感できるアトラクションのデモを見たそうですが、まったく普及しませんでした。参加するのが恥ずかしいからです。現在のクイズマジックアカデミーなどはそれをクリアしています。究極の夢は、祭りの屋台でクイズをやるようになることだそうです。
 今の高校生クイズでたまたま全国大会に出てしまって1回戦で1問しかできなかったチームも、クイズ研を作ってリベンジするなどと言うそうです。クイズそのものは国民に浸透しつつあるが、今の高校生クイズは勉強に寄せ過ぎかなと思ってはいるらしい。しかし偏差値や東大進学率ナンバーワンのフレーズが視聴率に結びついているのでやめられないとのことです。それが視聴率につながらなかったのを受けた来年はどうするかわかりませんが。

 筆者が初めて自分の学問の話をし始めます。深く知ると楽しめるが外からはわからないものについての研究がテーマだそうです。00年代批評などもしています。ブレインワールドカップについての論文も書きたいとのことですが、ここでブレインワールドカップの視聴率が5%だった話になります。「でもこの会場では半分も見てるじゃないですか」。
 この番組でオックスフォード大学の変な人(準決勝ではさみを持っているだけで議論に参加していなかった人)の話題になりますが、無理にヒーローを生み出そうとしてはいけなくて、ヒーローは自然に出てくるものだといいます。この話を、30回高校生クイズで番組側にヒーローにされてしまった人が聞いている前でするか。この後、文化の違い。

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