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2011年11月29日 (火)

最初の方が問題

 昨日の「深イイ話」に浅井慎平が出ていましたが、「バラエティは初めてかもしれないですね」。すると「ヒントでピント」は彼にとってバラエティではなかったのか。

 さて、ワールドクイズクラシックをようやく見ました。意外なまでの低視聴率でしたが、実際に見てみてなるほどと思いました。
 番組が始まって即座に第1ステージ。非常に厳しいルールです。さかなクンのクニマスを知らないだけで1分以上立ち往生しているしかありません。出場者をいかに実績のあるクイズプレーヤーであるかとあおっては撃沈の繰り返し。これでは当初の狙いである、出場者がいかにすごい頭脳をもっているかを一般視聴者に見せるということになっていません。中には本選に残っているのにホノルルを知らない人もいましたが。
 「真の最強王者を決定する」というのなら、私は長いスパンで測ってアベレージの高い人を残すべきだと思います。1問でも知らなければアウトというルールでは、逆に運だけのゲームになってしまいます。演出で厳しく見せればいいというものではありません。そういう意味では高校生クイズのつまらない1回戦の方が理にかなっています。
 プレッシャーSTUDYが極めて完成度の高いルールなのは、非常に難しい問題に対し、知らなくてもクリアできる可能性のある仕掛けが用意されていることです。今回、一般視聴者の目から見て、なんか取り残された感じだけが残りました。知らないヤツがわけのわからないことをやって内輪だけで楽しんでいるなという。その点で、超豪華なセットも逆効果でした。自分と関係ない世界という疎外感がありました。
 事前番組のところで問題運ということを書きましたが、予想以上にありましたね。特に最終問題は答えられるものと答えられないものがはっきりしていました(簡単な問題なのに妻の懸念通りメンタルで失敗していた人もいましたが)。トップ通過は最年少の開成の人でしたが、この人が引いた問題が(クイズマニア的に)圧倒的に簡単でした。
 あと、緊張感を高めるのかと思ったら変な笑いを取ろうとするという繰り返しのちぐはぐな演出も疑問でした。後の方がだんだん見られる番組になってきただけに、ラウンドのルールは根本的に考え直さないといけないと思います。
 クイズ界では絶賛でしたが、一般視聴者の目線になることができていなかったというのが、正直に数字に表れたように感じました。

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コメント

ネット上では、
「芸能人ばかり出ているクイズ番組は、内輪で楽しんでいるだけだから面白くなく」て、
「WQCは面白かった。知っているクイズの有名人が沢山出ていて興奮した」
という内容が多く見られましたが、WQCこそ、競技クイズ経験者の内輪の大会、ではないか。

運に左右されない形式なら、タイムショックSPの24人同時2分間タイムショック。
幅広い問題に答えさせるなら、1000問限定早押しクイズとかさせればいい。1問1000円が賞金で。

投稿: とも | 2011年11月30日 (水) 22時40分

高クイと同じ放送時間なのに、ラウンド数が1個多い。しかし1回戦の放送に1時間以上掛ける(高クイはせいぜい40分)。だから2回戦3回戦がすごく縮まった。

今思うと、1回戦が最大の癌だったのではないかと思います。

それと、高クイの1回戦ってルールは超シンプルですが、問題がすごいキャッチーじゃないですか(あと準決勝も)。ここがやっぱ勝てないと思います。

投稿: | 2011年12月 2日 (金) 05時55分

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