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2010年4月11日 (日)

学問偏重

 NHKオンデマンドを何気なく使っていて、大変なことに気づきました。「あさイチ」と「テストの花道」が配信されているではないか! ジャニーズがネットでの動画を解禁したのか。もしかしたら、これらの番組にレギュラー出演させる条件として、オンデマンドで流させるというのがあったのかもしれません。「50ボイス」の特別版でNHKの新番組出演者のボイスというのをやっていましたが、これについては井ノ原の出る映像だけ消されていました。

 さて、「世界一受けたい授業」のスペシャルで、東大寺学園が出ました。このところ番組の存在自体が認識されていなくて参加者も激減している高校生クイズが、ついに他の人気番組の場を借りて出場者募集をするようになったか。他の番組をこのように使うというのは、第1回の放送前に「11PM」で高校生クイズ特集をやった例ぐらいしか知りません。
 20時ごろに、茂木健一郎が東大寺学園を引き連れて来ます。メンバーのうちの1人が京大に入ったと言いますが、他の2人がどうなのかは言いません。京大に入った人は、暗算10段で珠算10段だそうです。5桁×6桁の暗算をやってみせます。なんでこの情報が、昨年の高校生クイズでは出てこなかったのでしょうか。それにしても、外見運大王の17回を担当したくりぃむしちゅーや、23・24回のゆとり高校生クイズの爆笑問題はどう思っているのでしょうか。
 東大寺学園と全タレントが早押しをやって、1問でも東大寺学園に勝てたらポイントが入るそうです。問題は4問放送されました。私は答えの単語自体は全部知っていましたが、あの段階で答えられるのは1問目だけです。それにしても学問の問題ばかり。実際のクイズ番組ってそんなものではないだろ。「今ちゃんの『実は…』」の宇治原クイズ対決でも、放送される何十問もの問題がすべて学問です。90年代のクイズ王ブームと今との違いは、完全に学校で習う知識だけを競っているということです。問題の難易度が増すというのは、その事実を習う課程が高校→大学→専門の研究者と上へ行くだけで、ジャンルが横に広がるのではありません。
 4問目を、まったく予想外に木原実が取りました。気象に関係ありますからね。東大寺学園は、自分の解答権がついていないのは機械が壊れたと思ったそうです。東大寺学園を倒すのは木原だったという、いえ、深い意味はありません。
 ところがその後のアハ問題では、東大寺学園はまったく答えられないどころか、まともに答えようともしていないようです。それで茂木が、問題によって脳の使うところは違うので、できることとできないことがあると言います。そんな中にあって、今年も高校生クイズは前者の、学問の難しい知識だけを競うというのを見せられたら、いくらここで宣伝されても普通の高校生が出場しようと思うでしょうか。

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