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2008年9月 7日 (日)

幻の決勝

 先月、高校生クイズの決勝の前日に、「着信御礼!ケータイ大喜利」のスペシャルの収録を見たことを書きました。それが本日放送されました。ななみちゃんの1本目「お台場で会おうね~」は放送されていましたが、それとは別に、「やったー、とっぱらいだ」という作品がカットされていました。収録現場では選ばれたものの、芸能人の業界用語で、視聴者に意味がわからないと判断されたのでしょう。

 カットされたといえば、全国大会の決勝の切られ方はすごかったですね。決勝のルールは、5ポイント先取の早押しを3セットやって、先に2セット取った方が優勝というものでした。第1セットは東海が取って、第2セットは開成が取りました。特に第2セットは東海も4ポイントになって、これで正解なら優勝決定というところで開成が阻止して、非常に盛り上がりました。ところが番組では第3セットしか放送されませんでした。編集しているうちに尺がなくなって、決勝を切るという判断をせざるを得なくなったんでしょうね。それなら「この学校は東大進学率が…」といった部分を全部やめればいいと思うのですが、それはそうと、あれだけ超難問の知力の戦いといいながら、放送上は決勝が過去28回の中で最もハードルが低く見えてしまいます。

 今、開成のクイズ研のブログで祭りみたいになってます? 出場者の1人のブログは記事を全部削除したみたいだし。最終的に作られた番組にかなり不満があったような。具体的には当事者は書けないと思うので、代わりに私が思うことを書きます。決勝の第1セットの1問目は確か、「横綱、朝青龍と白鵬。朝青龍の」というところで開成が押しました。今年の高校生クイズの決勝なら、問題は「白鵬の本名は?」であることが容易に予想できます。おそらく開成も、その予想はついたのではないでしょうか。しかし勢いで押してしまったので答えを知りません。それで部屋の名前を答えてマイナスポイントになりました。これを最後まで引きずった感じで、開成は誤答が多くて不調でした。
 収録段階では、この辺が決勝のメインテーマになりそうな感じでしたが、結局、5ポイント先取のクイズみたいになって、何の山場もなくあっという間に終わったことに違和感があったのではないでしょうか。放送されていない中で、むちゃくちゃ難しい問題に正解している場面はいっぱいあったわけだし。一方で、国連の公用語を全部答えるとか、「古稀」という言葉のもとになったフレーズを答えるといった問題で1人も動かず、「この6人が誰もこんなことを知らないの?」と思ったのもありました。

 答えられない問題はカットするから、異常に正解できるように見えるのですが、準々決勝の円周率は、よく出題する判断をしたものだと思いました。円周率を100桁ぐらい覚えている人はいますが、対戦する両チームに1人以上それがいないとクイズが成立しないわけで。実際、ミクシィの日記を読むと、ここでこの番組はヤラセとわかったので見るのをやめたと書いている人がいました。視聴者には、一般には知られていないがクイズマニアだけが答えられる知識があるということがわかりませんから、1回戦を見て、答えを漏らしてるんだろうと思う人もいるわけです。私は今回の全国大会の問題は結構答えられました。いくら超難問といっても、出場している高校生(のうちの有名進学校チーム)には正解してもらわないといけませんから、レベル設定が非常に難しいところです。

 あと、全国大会の感想といえば、1回戦の最下位が大分のチームだったのは、やはりこれまで学んできた教員の資質に原因があるのだろうか。

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コメント

多分、大分代表は向こう10年間は初戦突破できないでしょう…

…というより今の司会になって初戦突破していません。…というかここ数年初戦突破できない理由が解った。

投稿: 中津人 | 2008年9月 7日 (日) 10時37分

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