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2008年5月28日 (水)

27回南東北大会(その3)

 先日の「事」とか「為」の話の続きですが、活字メディアと放送では、その特性から大きく異なる言葉の使い方が見られます。例えば新聞は「首相」ですが放送は「総理」、新聞は「約」で放送は「およそ」。これは耳で聞いてわかるかどうかということです。同じ理由で、放送では「行う」という言葉が多用されますが、新聞記者がそれに引きずられて、「掃除する」ですむところを「掃除を行う」と書いたりします。「ウルトラクイズ史上最大の敗者復活戦」のエンディングで福留は「ウルトラクイズの精神は、負けても負けてもまた立ち上がるところが、ウルトラクイズの精神です」と言っています。文字にすると完全におかしいのですが、放送の特性を考えてわざとダブらせているのです。福留の発言にはこのパターンがよくあります。

 それではようやく南東北大会が再開です。務台社長のあいさつが続きます。南東北は、「第1回と第2回と第5回と第7回、全国制覇してるんだよ。20年近く音さたなしなんだけど」。
 続いてライオンの東北エリア統括の人が出てきます。昨年と同じ関西弁の人です。いきなりクイズを出します。「ベガルタは現在、J2で3位である。○か×か」。○×のよくない問題の典型です(3位であるか3位以外であるかということに関心がわかない)。

 10時40分ごろに、鈴木アナの声が流れます。もちろん録音です。自分が会場に行けないと言って上重アナを紹介します。登場した上重アナは、鈴木アナのしゃべりをなぞっていますが、どうも合っていない感じです。「ビクトリー!」と、何の説明もなく叫びます。上重アナの叫びがビクトリーであることは、南東北の高校生には一切周知されていないんですけど。叫んだときに舞台に炎が上がることについて、「熱い。強火でこんがり牛タンじゃありません」。
 「日本テレビのさわやか王子、上重聡でございます」。そして9年前の夏の甲子園準々決勝、横浜対PLの延長17回の死闘という話を自ら持ち出して、「勝者の気持ちもわかる、敗者の気持ちもわかるアナウンサーです」。
 仙台はちょうど七夕祭りの期間中ですが、「七夕といえば、一年に一度、織姫と彦星が、ワ~オ、ですね」。このしゃべりは福澤に学んだのだろうか。

 次回こそ第1問が出ます。

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