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2008年3月25日 (火)

おバカなクイズバブル

 今夜、「Qさま!」のスペシャルでずっと漢字検定の問題を出し続けている間に、「ネプリーグ」のスペシャルでもひたすら漢字の読み書きをやっていましたね。もう今さらこんなことを書いてもきりがありません。

 で、今週の「週刊プレイボーイ」の表紙の最も大きい見出しは「クイズ番組 おバカな裏側 4月から週28本! あまりの乱立にテレビ業界が大混乱!」です。
 制作会社のプロデューサーによると、ゴールデンタイムの番組の予算は3000万~4000万円で、クイズはセットとタレントを用意すればいいので、ロケなどに使わない経費をギャラに回せるそうです。それで大御所の司会者を起用できて豪華なタレントをキャスティングできるとのことです。
 そしてテレビ局社員が語るところでは、あるあるのヤラセ以来、情報番組や健康番組が作りづらくなっていて、その点、クイズ番組はF2やF3がターゲットなのでスポンサーのウケがいいそうです。クイズ番組って35歳以上の女性を対象につくっていたのか。

 そしてこれだけクイズ番組が増えすぎたことについての現場での混乱が鼎談方式で明かされています。番組が多すぎて、クイズ作家も他で出た問題かどうかなどは把握できないそうです。「クイズ雑学王」は作家見習いを100人ぐらい集めて雑学本を配ったと言っています。最初からそういうのをパクるのを前提にしているのか! 現在は作家にとってのハードルが上がって、出演者がボケやすい問題かどうかも考えないといけないそうです。作家は解答者に正解を教えることはないが、ボケの案を用意することがあるらしい。

 クイズ番組は解答権の関係で、どんな人でもトークのチャンスが巡ってくるので、バラエティを敬遠しがちなモデルも喜んで出演するそうです。それは意外でした。そういえばここ最近、細川茂樹と半田健人の2大仮面ライダーが、こっちが本職かというくらい急激にバラエティに出るようになりましたが、そういうことが関係あるのか。出演者に関して、次長課長はクイズ雑学王に深夜時代は出ていたが、フジテレビの新番組の「全国一斉日本人テスト」が引き抜いて、雑学王のスタッフがマジ切れして、日本人テストで出る問題を「ニッポン雑学しきたりいろは」で大量に出してつぶしていると発言しています。冷静に分析するとかなり信憑性が怪しいのですが(次長課長が出なくなったのは「今田ハウジング」の裏になったからであって、半年後の番組が引き抜くという解釈は不自然。今田ハウジングがなくなった今は両方に出ても問題ないわけだし)、ただ、雑学王のしきたり問題を毎回10問も出す異常さ(しかも1人に1問ずつ出す形式なので、全解答者の成績が10ポイント上下するだけのコーナーに、後半全部を延々と使っている)を説明するにはうなずける話です。テレビ業界の人たちが、あの演出はおかしいと思っているから生まれた都市伝説ではないでしょうか。あのコーナーの存在意義は、ネタがないのに放送枠を埋めるためとしか思えません。

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コメント

そんなクイズ番組を見た高校生達が、自分たちが参加できる番組に、こぞって参加してくれればいいっすよね

投稿: 猿 | 2008年3月25日 (火) 10時24分

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 スザンヌのような「お馬鹿タレント」は、いずれにせよ「知的」な方々にとって重宝されます。スザンヌが「お馬鹿」な「タレント」としてクイズを間違うことで、クイズの正解者たちは安堵感に浸れる。そして面白がる。「馬鹿」と「知的」の差異が覆されることは、恐らく無いでしょう。... [続きを読む]

受信: 2008年4月 1日 (火) 18時31分

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