27回北陸大会(その3)
事前番組第2弾が読売テレビで放送されましたが、画面の上に「高校生クイズで検索」とあるのに、ときどき画面の下に近畿大会の日程を字で出して「高校生クイズで検索」と書いてありました。ところで、この番組が日本テレビで放送されたときは当ブログのアクセス数が急増していましたが、読売テレビでの放送では変化がありませんでした。
それでは北陸大会です。10時15分にラルフ鈴木アナが登場します。パワーと叫んでセットから炎が出るところで「あちあちあちあちあちあち、出し過ぎ。温暖化、温暖化」という新パターンです。そして「へぎそば大好きラルフ鈴木です。ようこそクイズの植物園へ」。
早速第1問が出ます。植物の名前に関係ある問題です。が、高校生の動き方が変です。全員がどんどん、片方のエリアに動いています。そして制限時間がきたとき、一方のエリアに1チームしかいません。地区大会の第1問で1チーム対残り全部になるというのは、高校生クイズ27回の歴史で一度もありません。
かつて第2回のウルトラクイズで、第1問で1人だけ不正解というのがありました。このころは、予選の○×クイズに対するスタッフの考えが今と違ったのです。今でも単発のクイズ企画ではたまにありますが、最初は非常に簡単な問題にして全員に正解の喜びを味わわせようというものです。第1回の第1問が自由の女神の問題でないというのは、当時、第1次予選の1問目に特別な意味を持たせるなどという演出は考えついていなかったからです。
ところが今回は、普通の問題を出しているのに1チーム以外は全部同じ答えに。どうも、携帯電話でネット接続したら簡単に検索できたようです。今や高校生クイズの問題制作は、かつては考えられなかったような事態を考慮しなければいけなくなっているのです。
この後、ラルフアナが危ない発言をします。それについては次回。
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