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2005年11月30日 (水)

第1回の問題

 第1回の出題順でまだ気になることがありました。九州の敗者復活戦ですが、放送では第1問は、本では4問目になっている国旗の問題でした。それならその前の3問は何なんだ。もしかしたら、本来の1問目がつまらないから、国旗の問題が1問目であるかのように編集したのでしょうか。しかしそれだと、本の1問目と正解が違うので、YESのせんべいを残しているチームが喜ぶという映像にはなりません(本当は正解だと思う方を食べるという演出にはならないと思う)。まさかこの「敗者復活戦」でも第1問で出題ミスをしたとか。

 第1回近畿に、「赤穂四十七士のうち、大石という名字は3人いる」という問題がありましたね。この問題は何がおもしろいかというと、赤穂浪士には有名な大石内蔵助と大石主税だけでなく、もう1人、全然知られていない大石という人がいたということです。つまり、高校生はみんな大石内蔵助と大石主税を知っているという前提になっているのです。そんなわけがありません。
 第1回は、高校生を相手にどんな問題を出すべきかスタッフが相当苦心していたのがうかがえます。北陸で「宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルから放射線除去装置を持ち帰ったのは、西暦2200年である」という問題が出ましたが(未来のことを聞いているのに問題文が過去形)、YES−NOクイズの題材としてはちょっと不自然な問題です。あるいは九州の早押しで「中森明菜が『スター誕生』の決勝大会で歌ったのは誰の歌?」というのがありましたが、こんなの、「カルトQ」のようなタイプの番組でないと出題できないでしょう。ちなみに私は岩崎宏美だと思っていて、番組内でも岩崎宏美と答えて不正解になっていました。
 なんとか高校生の文化にすり寄ろうとして、よくわからないのでこういう問題になってしまったというのが感じられます。
 それとともに、芸能以外の問題ではレベルが高すぎます。さっきの大石のように。初期のころは、問題のレベルが定まらず、冬の大会は難しくて夏の大会は簡単というのが繰り返されます。5巻に載っている全国大会のペーパークイズをやってみてください(宅Q便クイズではない方)。私は高校時代に解いて、ランダムに答えを選ぶのと近いくらいの数しか正解できませんでした。
 で、冬の大会では高校生がそういう問題に正解を出しているのです。当時と今とでは、いかに高校生全体のレベルが違うかということです。昔は学生というものは文豪の作品は一通り読んで人生を論じていたものだとかいう大人がいますが、なるほど、高校生の知的レベルは単調減少しているんでしょうね。

 本当は第1回について違う話を書こうとしていたのですが、それは次回。

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